ごあいさつ
会社の取り組みと、個人のキャリアにおける自律は両輪
複雑で先が見通しにくい環境の中で継続してビジネスを展開していくには、これまでの経験だけに頼るのは限界があります。従来の固定観念を払拭し、新たな価値観や発想でマネジメントするための「マインドセット」や企業内での仕組みが必要となります。そのための幹を成すものの1つとして挙げられるのが<職場における心理的安全性>です。
心理的安全性の高い職場では、自分の発言や行動を「ばかにされないか」「否定されないか」といった不安や恐れがないため、「個人と組織の生産性が高まる」と言われています。経営層の方々の中には、従業員の甘えや身勝手な言動などに繋がってしまうのではないか、という危惧を持たれるかもしれません。そうならないためには、組織からの働きかけと同時に、職場で働く人々自らが物事の本質を捉え、自らの頭で考え、責任をもって行動すること、すなわち「自律」であると私は考えています。
私の経験の中で強く感じたことは、心理的安全性の高い職場や仲間と協働することの重要性でした。そして人々がよりイキイキと働き、組織の活力を上げ成果を出すためには、
- 会社が組織の活力を上げる働きかけや仕組みづくりを推進すること と同時に、
- 個人が自らの職場でのキャリアについて自身で考え、行動できること
が必要だということです。
Officeさりぃでは、これら2本の支援事業の柱を持ち、技術職時代から培ってきたファシリテーションスキルを活かして会社の取り込みと、個人のキャリア自律の両面から同時にアプローチし、皆さまの組織で働く人と職場をより元気にしていくためのご支援をさせていただきます。